Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

BACH

小さい頃ピアノを習っていました
ある程度の課程を終えたら、先生はひとりずつに、
それぞれに見合った音楽家の教本を渡してくれていました
同じ学年の上手なコたちは、モーツァルトやショパンの本で練習を始めていました

いよいよ自分の番になり、誰の本を渡されるかドキドキしてレッスンにいきました
渡された本はBACH…バッハの「インヴェンション」でした
何曲か弾いてみましたが、どうも好きになれなくて、
自分で弾いていたクレイダーマンをしたいと先生に申し出て、バッハをあっさり卒業しました

何が好きになれなかったかというと、
バッハが得意とした作曲書法「対位法」
「インヴェンション」はその対位法の粋を集めた作品です

対位法というのは、メロディーと伴奏ではなく、
同時的にメロディーとメロディーを組み合わせる方法です

ピアノでいえば、右手もメロディー、左手もメロディー
右・左どちらかが主役でも脇役でもなく、どちらも対等
そして、右も左も同時に違うメロディーを奏でつつ、
その2つがうまく調和して全体でもまた、曲想をつくっている

この対位法、今でこそバッハの音楽構成力のすごみを感じることができるのですが、
小さい頃は、なんだか淡々としているように思えて嫌だったんですよね


仕事でも遊びでも、何人かが集まって一つのことをしていこうとするとき
どういうスタンスで、どういう思いで取り組んでいったらよいか、
一生懸命になるほど思い悩みます

何か共通の目的に向かって、自分も一緒に取り組む仲間も力を出しながら進んでいく
…これって、バッハのやり方「対位法」やん!!
ある日、そんなことを思いました

自分が好き勝手なメロディーを奏でたら、仲間を振り回してしまう
仲間に遠慮して、自分の音を出さなかったら、楽しくない
自分も仲間もそれぞれいい音色でも、目指すものが違えばぎくしゃくの不協和音になる

自分も持ち味を発揮してメロディーを、仲間もそれぞれ味のあるメロディーを、
同時に奏でたら、その調和がまた大きな曲想をつくっている

ピアノの先生に伝えたいです
今、大人になってバッハのインヴェンション、好きになりました
すこしずつ弾いてみよう…
スポンサーサイト

Appendix

プロフィール

ki.na.ko

Author:ki.na.ko
FC2ブログへようこそ!

カレンダー

12 | 2009/01 | 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近の記事

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。